終わりましたね。ある意味、最後に相応しい完膚なきまでの敗戦でした。
玉田が先制した直後から、トップギアに入ったブラジルの凄まじかった事。人もボールも全てが縦へ縦へとスピードアップして迫ってくる迫力。前半しのげれば、多少展開も変わったかもしれませんがロスタイムに同点にされてジ・エンド。
同点にされた瞬間、一瞬映った中田の虚ろな顔が印象的でした。
後半は、もうなし崩し的に崩壊してしまいましたが、前半は良かったと思います。実際、ブラジルが相手ではあれ以上には出来なかったでしょう。
先制した玉田は、あの一瞬以外ダメでしたがストライカーとしての仕事は果たしましたし、巻もいい動き。稲本も攻守に効いていました。惜しむらくは、中村の体調不良が結局、最後まで尾を引いてしまった事。
中田、中村に一番厳しいマークがつく事はわかりきっていましたから、他に局面を打開出来る選手がいないのに片割れが死んでしまっていてはどうにもならなかったですね。
一部では、柳沢を戦犯扱いしているみたいですが、いくら決定的とは言え、数回に一回は外す事もあるのがサッカー。もちろん、決める事が仕事のストライカーに言い訳は無用ですが、決定機を一回しか作れなかったチームそのものが駄目なわけで・・・・・
ある意味、肩の荷が下りて、後は楽しくワールドクラスのサッカーを観れば良いんですから悲しむのも程々にしておきましょうか。
この間、
ヘッドについて書く傍ら、色々とチェックして回っていたら、21日に新譜発売だったそうで、ちゃっかり「
Back 2 Base X」買ってきました。
最近、音楽の趣味変わったかなぁ。以前だったら「
Back 2 Base X」の半分も受け付けなかったかもって気が・・・・・
ちょっとした出会い、きっかけから脇道にどんどんずれていけるのは音楽の良いところですね、と真面目に言ってみたり。
相変わらず、ゴタマゼ感が面白い感じです。HIPHOPだったり、レゲエだったり、ロックだったり。BLACKOUTでも感じたんですけど、ヴォーカルのジャレッドって、えらく引き出しが多いんですよね。バッキングを除けば全部一人で歌ってるとは思えないくらい。
ちなみに、インディーズレーベルから出している為、
スラング、放送禁止用語てんこ盛りです。英語でしかも結構早口なのが多いからFuckくらいしか聴き取れないけど。
これからブレイクしないかなぁ、しないだろうなぁ
どんなに酷い内容でも勝たなければいけない試合での引き分けでしたが、見応えのある面白い試合でした。
勝てなかった理由は色々あるでしょうが、攻撃はともかく、ディフェンスが日本の一番の弱点ですね。
中澤以外、ワールドレベルで戦えるどころか、アジアレベルで見ても褒められたものじゃないと思うんですよね。
宮本も
強烈なキャプテンシーを別にすれば、ほとんど全ての面で日本選手の平均レベルすら下回ってますし、控えの
茂庭、
坪井もアジアレベルでなら良くても大きくてスピードのある選手とのマッチアップの経験はほとんど0。
サイドに至っては、急造でSBの仕事が全くこなせない
アレックスの地位を誰も脅かせないという低レベルぶり。
何より、誰も攻撃の基点になれないのが厳しいですね。足元のテクニックが弱過ぎてトラップが大きくなりがちなのに加えて、パス精度の致命的な低さ。他国のDFであれば、余裕を持ってロングフィード出来る状況でも闇雲なクリアか、
福西、
中田に預けて展開を任せるの二択しかない為に攻撃のリズムを守備から作っていけないのはFWにとっても大きな足枷になるんじゃないかと。
ブラジル戦は、主将の宮本が出れないですが、ある意味吉と出るんじゃないかと密かに期待しています。あっさり点を取られて空中崩壊するかもしれませんけど・・・・・
ただ、クロアチア戦では、
宮本もショック状態でキャプテンシーもヘッタクレもない状態でしたから
川口の神セーブと怒声に期待・・・・
アルゼンチン対セルビア・モンテネグロを見て、アルゼンチンの凄まじさに半ば呆然としました。
6点ですよ6点。野球のスコアじゃないんだから・・・・・
まあ、先制点を献上した後でセルビア・モンテネグロがべったりと引いちゃってスペースを与え過ぎたのがいけないんですが、それにしても展開の速さ、正確さときたらもう。
アルゼンチン人って日本人と大して体格とかも変わらないんですよね。
サビオラなんか
田中達也くらいの大きさだし。なのにあのスピード、あの力強さ・・・・人種が文化が違うとは言え、あんまりだと感じてしまったわけで(笑
たとえ
、クロアチアに勝って運良く
決勝トーナメントに進めても、ああいう化け物クラスの国を順々に撃破しないと決勝までいけないわけで、アジア王者(しかも絶対的な王者じゃないし)も世界のサッカーから見れば、ズボンの裾にしがみついている虫程度の弱小国に過ぎないのですね(言い過ぎ)
なんと言うか・・・・先は長いですねぇ
KASHMIRを買いました。別に人身売買したわけじゃありません。ベタだけど・・・・
たまたま自分が使っているHNと同じだったから目に留まったんですけどね。
デンマークの国民的バンドだそうです。ちょっと古いけど、一時代を築いた
Grayみたいな感じ?
北欧のメロディアス・ロックを苦手とする私だけに、金をドブに捨てるようなもんじゃないかと思ったんですけど、ま1000円弱で買えたし。
でまあ、とりあえず聴いてみると、やっぱ如何にもな
あま~いメロディなわけですよ。やっぱ、こういう音楽の趣向というのもお国柄なんでしょうね。
でも、ヒーリング的な優しいメロディや甘ったる過ぎない絶妙なバランスはなかなか良い感じ。しかも、意外とドラムが効いた曲が多かったりする。
気楽にリラックスしながら聴くにはかなり良いかも?!
人に安心してお薦めできる、お行儀の良いロックなのでした。